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横断歩道を渡る意味

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先日夕方に家の近くの道を歩いていると、お父さんと小学1年生ぐらいの娘さんが手を繋いで歩道を歩いていました。微笑ましいですね♪
ですが、しばらくすると横断歩道ではないところを横切って反対側の歩道に行くではありませんか。その時は車が走っていなかったのでもちろん何事もありませんでしたが、果たしてこれはいいのでしょうか?(全く横断歩道がない場所ではなく、彼らが渡った場所の10メートルぐらい手前には横断歩道がありました)
みなさんはどう思います?
平気で渡りますか?

とりあえず、道路交通法では一部を除いて横断歩道のない場所を歩行者が横断することは法律違反ではないとのことです。
でも、子どもは自分でしっかりと安全確認できますか?保護者が一緒にいるから渡ってもいい?

もし子どもが一人の時に「お父さんと渡ったことあるし、車いないみたいだから渡っちゃお」と何回も横断歩道ではないところを渡っていて、少しずつ確認がおろそかになっていったら事故に遭う可能性は上がっていきます。しっかりした子なら大丈夫と思うかもしれませんが、そんなことは関係ありません。
私には小学1年生の時に交通事故で同級生を亡くした経験があるので車には気をつけないといけないことをよく知っています。その事故は子ども3人だけで青信号の横断歩道を渡っている時に起こったと聞きました。友達と話しながらで安全確認がおろそかになってしまったのでしょう。

子どもがどんなにしっかりしていても、ひとりでいても、友達といても、青信号の横断歩道でも事故は起きることがあります。車の運転手さんも人間なので急いでいたり、体調が悪かったり、何かの拍子に一瞬気が緩むことがあるかもしれません。それに横断歩道ではない場所はスピードを出している車もけっこういます。
もし車に轢かれてしまったら。良くて軽い怪我、悪ければ命を落とします。。。

子どもの安全のためにも、子どもが自分で判断して100%安全確認できるまでは左右を確認して青信号の横断歩道を渡ることを守ることを教えていくべきだと思いませんか?
保育園や幼稚園では交通マナー紙芝居があったり、お散歩の時に指導します。
ぜひ、お家でも外出した時などにお話ししてあげてください。

まだ小さい子ならしっかり手を繋ぐ。やんちゃな子や楽しくなると周りが見えなくなってしまう子も手を繋ぐ。横断歩道を渡る時はどうして赤信号では渡らないのか、しっかり左右を確認するのかを話し合うのもいいと思います。
「赤信号で渡ると車にぶつかっちゃうね」「みぎひだり見ないで渡った時に車が来たら轢かれちゃうよ」「車が来るかもしれないから、あっちの横断歩道で渡ろうか」
ひとつひとつ子どもが理解できるように教えてあげてください。

注意一秒 怪我一生
後悔してからでは遅いし、備えあれば憂いなしですね。

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